ふるさと納税の理念
12月になると、ふるさと納税をする方も多いと思います。
ふるさと納税とは、どんなものかご紹介します。
総務省のホームページでは、「地方で生まれ育ち都会に出てきた方には、
誰でもふるさとへ恩返ししたい想いがあるのではないか」とのことから
ふるさと納税は導入されたと記されています。
そして、ふるさと納税には、以下の三つの大きな意義があります。
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納税者としては、税の使われ方を考えるきっかけとなり、自治体へ力になれる制度であり、
自治体としても、国民に地域をアピールする機会がうまれ、
お互いの成長を高める関係を築いていくこととなっています。
ということで、納税者はふるさと納税をすることで
自らの納税額の使われ方を考え、税への意識を高めていければ、
この制度を作ったかいがあり、ぜひとも考えていきたいものです。
ふるさと納税とは?
ふるさと納税は、名前からすると税金を払っているようですが、
実際には「寄附」となります。
自治体に寄付をし、2,000円を超える部分を所得税と住民税から控除しますが、
上限があるので、一定額を超えると税金は戻ってこなくなるのです。
控除額できる金額は、以下の計算式です。
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非常に、複雑です・・・
簡単に言うと、所得税から控除をして、
その次に住民税から2段階で控除をします。
この、住民税の2回目の計算の時に、上限額の計算を行い
上限に達した場合は、税金から控除されないように調整されています。
ということで、上限を超えて寄附をすると、税金が戻ってくることはありません。
ですので、この上限額の見極めが非常に重要になります。
上限はどうやって計算するか
では、上限額をどうやって計算するかですが、
先ほどの情報を自分で全部集めて計算するのは、
はっきり言って至難の業です・・・
心が途中で折れるでしょう。
そこで、ある程度の目安が計算できるサイトも用意されておりますので、
そちらで大体の金額の目途はつくかと思います。
参考に、リンクを付けておきます。
まとめ
今回は、ふるさと納税のしくみを説明しましたが、
次回は、どうやったら税金が戻ってくるのか、
その方法をご紹介します。