第71回税理士試験合格発表

税理士を目指す

63名減

先週になりますが、今年の税理士試験の結果が発表され

今年5科目合格に達した受験生は

585名でした。


合格された受験生の皆さん、

合格おめでとうございます

そして、長い受験生期間、お疲れさまでした。


合格者について、昨年が648名でしたので、

63名の減少。


受験者数が減っていると

言われ続けているので

受験者数を見ると

昨年が26,673名に対し

今年が27,299名で

以外にも626名の増加となっています。


合格率が昨年の20.3%に対し、

今年は18.8%でしたので、

受験生にとっては、今年は少し厳しい結果となった

といえるのではないでしょうか。


受験者数と合格者数の推移

年度受験者数(名)合格者数(名)合格率(%)
平成26年41,03191016.8
平成27年38,17583518.1
平成28年35,58975615.8
平成29年32,97479520.1
平成30年30,85067215.3
令和1年29,77974918.1
令和2年26,67364820.3
令和3年27,29958518.8


8年前の平成26年から比較してますが、

驚きなのが

受験者数は

41,031名から27,299名と

13,732名も減少しています。

率にすると33.4%も減少しており、

3分の1も受験者数が減っていることになります。


毎年、2~3千人の受験者が

減り続けていたここ数年から考えると

むしろ今年は過去の傾向と違って

受験者数が増加しております。


世相を反映しているのか

世の中の不安な状況から

資格取得を目指した受験生が多かったのか

定かではありませんが・・・

少なくともこの傾向が

続いてくれると

税理士業界の高齢化に

歯止めがかかってくれるのでは

ないかと期待してしまいます。


税理士資格の魅力の向上

受験者数が増えるには

税理士という職業

魅力あるものと思ってもらうことも

重要であると考えてます。


1.イメージ


やはりイメージが

お堅い職業という風に

思っている方も多いと思います。

このイメージは払拭しないといけないと思います。


2.労働時間


また、税理士になった後の

将来像が描けない方も

多いのでは、と思います。


税理士業界は、

長時間労働というイメージについて

その部分も正直、否定できません。

一般企業に勤めていた期間の方が長い私にしても

現在は、時間外労働が格段に増えました。


意外とアナログな作業が多く

ITを使いこなしていない人も

一定数おり、

効率化が進んでいないのが実情です。


残念なのが、

それに気付いていても

変化しようとしない

業界なのかもしれません。


こういったイメージは

変えていかなければいけません。

でも、実情は所属税理士では難しく

解決するには「開業」が一番の近道と私は思っています。



もちろん、所属税理士でも

叶えていける方もいますので、

その方法は人それぞれです。

税理士になれば、

その選択肢を選ぶのは

自分であり、

その可能性は無限大です。

まとめ

税理士の魅力を高めるには

私たち税理士の使命のひとつであると考えます。

これからも税理士の魅力について

発信していきます。

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